復活の蔵元、紫陽花にかけた一献の酒

  • 2020.06.25 Thursday
  • 22:35

酒匂川の名の如く、ここに酒ありと復活を果たした蔵元様、開成町の町の花紫陽花の酵母で醸した絶妙なる一献『瀬戸酒造』の純米吟醸 風の道。


風の道とは丹沢山系から吹き下ろす強い風に稲穂が真っ二つに分かれて風の道の風跡を残す、そのイメージで名をつけたというこの一献。

吟醸香は品格よく、口に含むみ舌の上で旨味が溶け出すイメージで後から辛さが追いかけスッキリと消えます。(私個人の感想です)

江戸末期から始まった蔵元様ですが、暫く蔵元を休業していました。

38年後、そこへ名杜氏が釜に火を灯して1年でフランスの国際的な蔵マスターで高評価、純米酒部門で金賞やプラチナ賞を獲得。

神奈川から世界へ、丹沢山系の深層伏流水と酒米、風土を手にした名杜氏が酒を醸し、二宮尊徳の背中を追い町おこしの為にと作った酒が世界を魅了する作品となりました。

蔵内にはクラシック音楽が大音響で流れているそうです。

そこから生まれた酒がうまくらるか、ならないかと考えるのは野暮な事だと杜氏は言う。

コロナ禍で俯く人々の心をワクワクさせ復活の手本を見せた蔵元様、目線を上に向けて歩き出せるような確かな仕事(醸造)。

黄金色の稲が光り輝く頃、あしがりの郷へまた尋ねたいと思います。

お酒のラインナップ。

相模平に広がる田園風景

田んぼには鴨が水草を食べぷかぷか浮いています。

あぜ道には沢山の紫陽花が植えられており道ゆく人々を楽しませ町の花としても憩いを与えてくれています。

足柄茶の茶畑も萌黄色に広がっています。

水路に掛かる橋を渡り、蔵元を訪ねました。

クラシック音楽が流れる醸造所。

旧家を学生さんが手直しをしていますが出来上がれば一畳酒場で一献を楽しめそうです。

心優しい蔵元様からのご配慮を頂戴して来ました。

えんじ色の暖簾をくぐると回遊庭園

縁側に座らせていただき、購入したお酒とおつまみで寛がせて頂きました。

井戸から地下水を汲み上げ流れるせせらぎ

水を贅沢に活用しています。

小雨の降る回遊庭園を眺め、夜は蛍が池に舞うという景色を思い浮かべて、目を閉じ流れるせせらぎに耳を傾けてまったり。深呼吸

江戸から伝わる酒造の道具

瀬戸酒造さんが醸す酒造好適米『酒田錦』

丹沢おろしの強い山風にも耐え倒れないように改良された稲、相模平でも作られる丈の短い酒造好適米


角打ちでお酒を嗜む方には嬉しい乗り物ですね。

コメント
何とも長閑な田園風景の中に、垂涎のお酒を醸し出し酒造があるのですね。
牧歌的な角打庭園も魅力的。
大将は、紫陽花を愛でながら、
しみじみ一献傾け、良い休日を送られたのですね。
風と水が織りなすハーモニー、
お訪ねしたい、里山の紹介、有難うございます。
  • 坂本
  • 2020/06/27 9:54 PM
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